フィリピンの失業率 仕事が無いねえ！

　ダバオの飲食店に行くと、置いてある「日刊まにら新聞」をたまに見る。

　すると、こんな記事が。

 

　失業率が、史上最悪の34.4％だという。仕事が無いねえ！

　かつて、セブの街で聞いたら、失業率は30％以上だと言っていた。それと似ている。

　職が無いから、海外に出稼ぎに行き、そのお金を送金するのだと。その送金の規模は、フィリピンのGNPの1割以上にもなり、国家を支えているという。 ペソが意外に強い理由だ。

　この記事では、政府発表は、先進国並み？いやそれ以上の、失業率は7.2％だというが、大きな乖離がある。

 

　知り合いの8人兄弟のうち、2人は未だ学生、6人が就職希望だけど、3人は就職できないで居る。失業率50％だ。まぁちょっと違う状況の1人を除いて計算すれば、5人のうち2人が失業者だから、40％だ。周囲を見回して計算をすると、こんな具合で、30--50％というのは妥当性のある失業率だと勝手に思っているよ。

　国内で就職できない者は、国を捨て海外へ出稼ぎをしに行って、苦難を乗り越え、お金を貯め、捨てた国へと送金をする。ないしは、持って帰ってきて、自分のため、家族のため、故郷の経済のためにお金を使う！

　これはもう当たり前のフィリピン・ライフだけど、やはり客観的に見ると、国が悪いよねえ。しかも超過小認識だからね。 国民が可哀想。

　フィリピンの代々の為政者は、就任中、国民そっちのけで、自分の懐を肥やすことに精一杯で、就任期間が終わると、次の政権に不正を暴かれ、処罰を受ける繰り返し。裁判をうまくすり抜けることも戦略のうちかも知れない？時間稼ぎして、蓄財がしっかり出来ちゃうようだ。

　今も、アロヨ元大統領や最高裁長官とかの不正蓄財問題とかに時間を費やす暇があれば、失業対策にもっと金と時間を費やすべきだろうに！

 

　日本はまだまだ恵まれている！？。 

 

 

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