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気を付けて!円安が海外移住邦人の困窮化を加速させる!? [フィリピン ダバオ]

 昨年の10月くらいまでは、2年くらい?海外移住をする人にとっては、円高の享受を受け、余裕綽々の生活が実現出来ていた。
 フィリピンの場合なら、円ペソは、当時1万円が5300ペソくらいだった。1ペソが2円くらい!という簡単な計算で為替を確認すれば良く、実際にはそれ以上のボーナスが付いていた。
 
 それが、11,12月とあれよ!あれよ!と円高が一転!円安と向かってきた。
 もう100円/$間近。鉄板なのか?崩壊間近?なのか?100円に近づいては、97円くらいまで戻したりして、思惑の攻防が続いている。

 いずれにしても、半年で、円高が円安へと変化し、フィリピンであれば、1万円が5300ペソくらいだったものが、4100ペソくらいになり、円からペソへと交換して生活している多くの日本人移住者等にとっては、大きな目減りを受けている。
 ピークの5600--5700ペソという水準からは、27--30%もの下落ということになる。
 リーマンショック後の円高で、2年間くらい続いた2割アップのボーナスが無くなっただけではなく、2割の強制徴収=逆ボーナスに、をされているようなものだ。

 そんな中、海外移住している邦人困窮化が始まっている・・・?

 事例で検討してみよう!
 某老人Aは、67才。相も変わらず遊びまくっていて、今年2月に、フィリピンでは容易に遊べるギャンブルに手を出し、1晩で20000ペソも負けた。連れて行った女に良いところを見せようとしたようだ?
 年金暮らし故に、2ヶ月毎に、2ヶ月分のまとまった年金が米ドルでフィリピンの口座に振り込まれる。高い高い国際振込手数料は日本国持ちで振り込んでくれる。
 円での年金支給額は、1ヶ月14万円ほどだという。
 それを米ドルに替えて送金され、ATMからペソを引き出している。円>>ドル>>ペソへと為替交換するのだ。
 
 円高の時はこの世の春!2割増しのボーナスが追加されていたのと一緒だったからだ。
 
 しかし、Aも昨年後半からの円安が進展していることは、日本語新聞に目を通していたので、頭では分かっていたが、自分の生活でどうなっていくかは実感出来ないでいた?ようだ。
 
 14万円の年金は、去年の秋までなら8万ペソにもなっていた。ピークは9万ペソにも届きそうなものだったようだ。
 比較して欲しい。フィリピンの公立学校の先生は1万ペソ程度の月給だ。その8倍以上も貰うことになるから、充分に遊べていた。2万ペソをカジノで擦っても、なんの問題も無いと思っていた。一緒に付いてきた女の手前、へらへらと笑って過ごしていた。
 
 しかし、円安が一気に進行していた2月には、すでに20%程もの年金の目減りが起きていることは、Aには実感出来ないでいた。
 だから、カジノの負け分は、知り合いから借りることで凌いだ。「4月15日の年金支給で返せばいいや!」と。

 4月になると、一層の円安が進展し、1万円が4100ペソにしかならなくなった。14万円の年金は、6万ペソを下回った。56000ペソくらいにしかならない。
 さらに、2月の知り合いから借りた金を返さないといけない。皆2ヶ月毎の年金支給は分かっていたから、4月15日過ぎにはしっかり取り立てに来ていた。

 Aの1ヶ月の生活はこんな感じだ。
  • 家賃       11000
  • スポーツジム   1000
  • 携帯電話      750
  • 交通費       1500
  • 電気代       1500
  • 水道代        200
  • ガス代         800
  • 外食費
  • 食料費
  • 交際費          
 これらで合計20000ペソ弱となり、残りは36000ペソで、食費を賄い、遊び等を賄っていくことになる。
 しかし、2月に借りた金の返済が16000ペソもあったから、その返済をすると、もう20000ペソしか残らない。1ヶ月を20000ペソ、だから1日600ペソで納めないといけない。余裕?のようだが、値上げラッシュ、インフレラッシュのダバオでは、結構なんでも上がっている。余計な出費も結構あるから、キビシイのは間違い無い。
 
 さらに追い打ちをかけたのは、遊びだ。ネットの出会い系で見つけた最初の女が、AをOKだという。「月30000ペソのお手当を女に出すぞ!」と日頃から豪語していたAだが、現実に出せる金はこのように僅か。しかし、高望みをしない、切羽詰まった女だったので、月6000ペソのお手当で合意した。当初、安上がり!とAは喜んでいたが・・・。
 Aはその女を自宅にも上げ、遊び狂っていた。
 でも、先に挙げたAの4月の生活費構造からすると、6000ペソでも捻出することは実際にはキビシイ。いろいろと細かな支出がフィリピンでは多くあるからだ。
 女にとっては、やっと見つかった外国人の男である。金ずるである。
 女には子供も居て、Aの家に行くには、子供を母親に面倒を見て貰い預けていかなくてはいけない。だから、その保育料として、母親のために3000ペソを追加で欲しい!ということを女はAに要請した。Aはしょうが無いと承諾したが、その原資はあるのか?月合計9000ペソになった。
 
 女の住まいは、ダバオでは無く、隣町のパナボだ。バスやジープニーで1時間以上もかかる。
 当然交通費も多くかかってくることになる。往復200ペソは必至だ。それも当然Aにのしかかってくる。女を呼べば、この交通費だけではなく、様々な費用が生じてくる。食い物だとか、生理用品だとか、金が次々とかかってくるのだ。

 円安で年金額が減って来て、2,3月はなんとか借金で凌いだが、4月にはその返済で一層日々の金繰りが厳しくなっていたのだ。
 だから、4月分の年金だけではもう足りない。5月分を前倒しし、既に振り込まれている年金に手を付けざるを得なかった。
 
 5月分も4月と同様、56000ペソに目減りしているのに、基本支出が20000ペソを超える。女にかかる支出はさらに上乗せされる。さらに、4月には既に16000ペソも前倒しをしているのだから、残りは20000ペソしかない。
 だから週3回行っていた日系喫茶店での茶話会も行かない!と宣言した。最低でも100ペソ。女を連れて行くと300ペソはゆうにかかるからだ。この茶話会もAが言い出しっぺで、毎日しよう!と言っていたのだが。
 6月の年金で払う!と言っていたパソコン代も無茶苦茶な論理で強引にもう要らない!払わない!と宣言している。迷惑極まりない。女が今だに使っているのにだ。
 女にも、月計9000ペソというのも、できる限りその支払いを先延ばしにしている。
 だから、女は、その話を周囲に漏らし、“女に金を払わないケチな日本人!”という噂が既に広まっている。お手当だけでは無い、女がスーパーで求めた、たった70ペソの生理用品さえも、高い!要らない!と言っているくらいだという。こんな話しもAの知らないところでどんどんと拡がっているのだ。
 
 女の本音は、金をくれれば良いだけ。愛など欠片も無いのだから、金の切れ目が縁の切れ目なのだ。
 だが、その女は子供を養っていかないといけないので必死だ。奪ってでもAから金を持っていかなくてはならない。だから、修羅場が近々あることは間違い無い。Aに覚悟はあるのか?
 
 Aは、患った脳梗塞のリハビリの一環で行っていたスポーツジムも止めた。
 
 他削れるところを削りまくっているが、日本人だからフィリピン人と同じレベルの生活環境にまでは落とせないかも知れない。
 次は家か?古く汚い家なら、2,3000ペソですぐ見つかる。それで7,8000ペソは浮いてくる勘定にはなるが・・・?
 
 しかし、円安がもう1段進めば、年金の受取額が月50000ペソを切ってくるかも知れない?だから、Aの生活費構造には、一層のリストラが必須だ。
 女へのお手当+交通費+生活費+遊興費が30%?それ以上になるから、それを切れば良いだけなのだが・・・。
 エンゲル係数ならぬ、ババエ(女)係数が高すぎる!
 それを切るには、修羅場は必至? 

 フィリピン、特にダバオでなら、日本人としては、月3,4万ペソもあれば充分に楽しく生活が出来る。
 もちろん優雅に!ということになれば、上はいくらでもあるから、豪邸に住み、月10--20万ペソということになる。
 しかし歯車が狂い出すと、Aのように5万ペソ以上もあっても、なんでこうなってしまうのか?と日々思い続けるような生活となってしまう。金繰りが忙しい日々となる。インフレだから値上げラッシュでそれもボディーブローのように効いてくる。
 だから、年金支給日だけがほっと一息つけるようになるのだ。

 脚下照顧、己の足下をよくよく見つめて生活をしないと、海外移住の円安状況下では、一気に大変なことになっていくのである。
 変化をちゃんと捉えていないと・・・。 
 

 果たして、Aはこのままさらに困窮化していくのか?女はどうするのか?
 
 
 既に多くの友人を無くしている。
 身体が動くうちは良いが、Aは脳梗塞の後遺症があるし、他の病気とかが襲ったら、本当にどうするのか?

 こんなはずじゃあ・・・?という思いと共に、円安によって、海外移住邦人の困窮化が加速される!?
 
 自業自得なのだが・・・。
 
 
 海外移住では、在留日本大使館も、金銭的な支援・貸与は一切してくれない。
 生活保護?そんな安易な道も選択肢には無い。
 
 
 
 
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                  写真は文章とは関係なく、楽しむ!非困窮邦人のイメージです! 
 
 
 
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こんなキレイなゴルフ場があるし、キレイな海や、リゾートもある!
            だから、健康のために、幸せのために、ゴルフでもしていればいいのにねえ! 
 
 
だけど、ババエの尻を追いかけることばっかり。だけど、今は金に追いかけられている!! !
 
 
 
 
 
 
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